臨床美術ワークショップin末永文化センター
沢山の色彩が紙面に広がっていきます
仕上がった絵を全員で鑑賞
沢山の夏が集って眩しいですね!
2011/7/10
福岡市南区の末永文化センターにて開催される、
「テレジンのちいさな画家たち詩人たち」展の、
催事として特別ワークショップを開催しました。
盛夏を迎えようかという7月10日に、「そよぎの会」さんからお誘いを受け
福岡市城南区の末永文化センターの催事として、臨床美術のワークショップを
開催しました。
当日はお子様を含む14名の参加者の皆様にお集りいただき、スタッフ共々
1時間半楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回のワークショップではテレジンの子供達にフリードル先生が行ったように
それぞれの夏の思い出や、夏の情景、風景、催し…そんな夏のイメージを膨らませて描く
抽象表現をさせていただきました。
様々な「夏」についてみんなで語り合いイメージを膨らませていくことで
豊かな創造性が引き出されてくるのは、参加された方々からも喜びと驚きの声があがっていました。
暑い中ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
参加者の声
・じょうずとかじゃなくてとてもみんなも絵がきれいで楽しかったです。 (福岡市在住小学生)
・自分がかけるかと思ったけど、自分なりにかけて楽しかった (福岡市在住小学生)
・導入で絵を描く気持ちを引き出されました。様々な絵が生まれて驚きました。 (福岡市在住女性)
・とても新鮮な気持ちで楽しい時間をすごすことができました。日常から少しはなれて絵を描くという作業に集中できてリフレッシュされました。 (福岡市在住女性)
「テレジンのちいさな画家たち詩人たち」展とは
アウシュヴィッツへの中継地である、チェコのテレジン収容所の中で、 大人たちに励まされながら、子ども達が描いた絵の展示をしています。 飢えや寒さや淋しさで、声をなくし怯えていた子ども達が笑顔を取り戻したのは フリードル先生の絵画教室があったからだと生存者が語ってらっしゃいます。 15000人収容されていた子どもたちのうち、生き残ったのは100名足らずだったそうです。 戦後20年程経って、トランクの中にあった4000枚の絵と30数枚の詩の原稿が見つかりました。 今年度の学校図書小学6年生の教科書に、野村路子さんの「フリードルとちいさな画家たち」が載っています。
詳しくは「テレジンのちいさな画家たち詩人たち」(外部サイト)をご覧ください。